全国通訳案内士試験 受験体験記

　2023年から英語ガイド実践講座を受講させていただいています。

　先日受験した全国通訳案内士試験の概要と私が行なった準備や試験を受けて感じたことを簡単に述べさせていただければと思います。この試験に興味のある方への一助になれば幸いです。

　試験は筆記試験と、筆記試験の合格者が受験できる外国語での口述試験に分かれています。私は、外国語は英語を選択しました（以下その場合の説明です）。

　筆記試験は外国語（英語）、日本地理、日本歴史、産業・経済・政治及び文化に関する一般常識、通訳案内の実務、の5科目となっています。

　私は公表されている過去問を見て自分のレベルを理解し、市販の本を購入するなどして勉強を進めました。範囲が多岐にわたるので早めに準備を始める方がよいかと思います。

　口述試験は試験委員の方が読む日本語を英訳しその文に関連した質疑応答を行うことと、示される３つのテーマから受験者が１つ選び英語で説明しそのテーマに関連した質疑応答を行うこと、の2つの内容となっています。

　私は、テーマに対し限られた時間で説明ができるようになるために、いろいろなテーマに対して自分で説明をまとめて実際に話してみる練習をしました。英語ガイド実践講座の際に自分が事前にまとめたものを実際にスピーチする機会があったことも試験準備に役立ったと思います

　今回幸いにも試験には合格しましたが、外国から来られる方をガイドするにはまだまだ勉強や経験が必要であると感じています。今後も引き続き勉強できればと思います。